ネコとクラリネットふき
クラリネットの音を聞くたびに猫はどんどん大きくなって・・・
ふわふわの毛皮にくるまりたい願望を存分に満たしてくれる一冊。
>> 私が1ばん好きな絵本〈2〉日本の絵本150選より
マドレーヌのメルシーブック―いつもおぎょうぎよくいるために
作家のジョン・ベーメルマンス・マルシアーノはマドレーヌシリーズので有名なルドウィッヒ・ベーメルマンスのお孫さんです。
この「マドレーヌのメルシーブック」はマナー、お行儀の本です。
だけど、ちっとも堅苦しくないのはマドレーヌたちの魅力かな?
正しい挨拶は相手の目を見て「こんにちは」と言うことで、なんと言っても一番価値のある「こんにちは」は、それを言う時に「にっこりする」ことだと書いてあります。
最近ちょっと忘れがちな正しさが書かれています。
うっかりまずいことをしてしまった時の正しいやり方など、子どもに読んであげるとともに大人にもかなりためになるはずです。
翼の時間
何だか退屈・・・
でも今日は何かが少し違っていた・・・・・
少年の夢の世界の無限の広がりを、絵のみで見事に表現した幻想的なファンタジー絵本。
東逸子の絵本はまさしく絵画です。
幻想的で深みがあって儚い色彩なのに、存在感がある。
一瞬にして別の世界にトリップできます。
物語も分かりやすいです。
日常に潜むちょっとした幻想の扉をそっと開いてくれます。
くも
濃くなる闇と美しい巣の様子に、時を忘れて引き込まれる絵本。
>> 私が1ばん好きな絵本〈2〉日本の絵本150選より
いろいろあってもあるきつづける
さまざまな出来事、思いを抱え、時には沈むこともあるけれど、それでもやっぱり歩いていく。
起伏に飛んだ道=生を伝える、鮮やかなコラージュ。
つらい時は、歩くといいみたいです。
「ぼくにはなにもいいことがない。 / かなしい思い出ばっかりさ。」
なんて情けないぐちをこぼしても、歩いていれば必ず出会いがあるから。
かなしみにひたっいる自分だけじゃなくて、バッタや石やカボチャやいろいろな命が存在していて、関わりあって生きているんだとだんだんわかってくる。
でも、歩いても歩いても求めているものが見つからないことも、ある。
自分を偽わることができれば、見つかったフリをして安穏に暮らせるんだろうけど、、、それはできない。
生きる厳しさと面白さは常に背中合わせです。
そこに気づくと人生はもっと楽しくなる。
>> 私が1ばん好きな絵本〈2〉日本の絵本150選より
おおきなきがほしい
ほらあなの中にはハシゴがあって、幹に取り付けた家でホットケーキを焼いたり・・・
大きな木が伸びていくように想像力がぐんぐん広がる本。
木の上のおうち!!
子どもの頃、誰もが一度は検討したことのある野望ですね(笑)
イメージ的には「トム・ソーヤの冒険」でしょうか?
高いところに登ると人はいろんな想像ができるようです。
子どもの頃はきっとそのことを本能的に知っていて木登りしたくなるのかも?
旅の絵本〈6〉
ヨーロッパの町並みや緑の草原へ、馬や徒歩や船を漕いでゆきます。
この絵本に言葉や文字はありません。
安野光雅の繊細な絵柄が、優しくどこか懐かしい色合いで描き込まれています。
だからこどもたちと一緒に細かい発見をするのが楽しい。
ビックリするくらい緻密なので大人も発見する楽しさで満たされるはず
>> 私が1ばん好きな絵本〈2〉日本の絵本150選より
変なお茶会
今年もまた招待状が届いた。
世界中の招待客が象やヤギや気球に乗ってやってきて、岩山から湧き出す天然のココアをいただきます
なんか、いいなぁ“o(* ̄o ̄)o”ウキウキ♪
年に一度大好きな仲間と月夜のお茶会。
しかもそれが天然ココアなんて、ザッツメルヘン!!
>> 私が1ばん好きな絵本〈2〉日本の絵本150選より
「和」の行事えほん〈1〉春と夏の巻
まずは三月「弥生」の説明。
「弥生」の説明ってなかなかできませんよね(笑)?
そして行事だけでなく「ふみの日」や「春の全国火災予防運動」まで書いてあります。
また今月の旬の食べ物や言葉の説明、今月の草花などのことまで繊細な絵と説明で暦から「日本の美」を感じることのできるステキな絵本です。
ジス・イズ・パリ
プラハの生まれの有名なイラストレーター:ミロスラフ・サセックの有名な旅の絵本シリーズです。
よく原書がお洒落な雑貨屋さんに置いてあったりします。
40年以上たった今でも、この絵本の魅力がひとつも損なわれていないあたりが凄い!
本物のおしゃれは色あせることが無い、と言う代名詞です。
| 1/2PAGES | >>