永遠の出口
評価:
森 絵都 集英社 ¥ 1,470 (2003-03)
Amazonおすすめ度:
積み重ね 同じリアル路線なら・・・ 共感できるというだけで終わらない |
自分もいつしか社会がオトナと認識する年代になった。
様々の経験はコドモ時代を遠ざける。
あの頃、コドモは大人が思うほど子どもではなかったし、
オトナは子どもが思うほど大人ではなかった。
親や先生は絶対人格者でもなかったのに、どうして神様のように絶対的存在に思えたんだろう?
そしてオトナになった今、その頃の感覚がどうして失われているのだろう?
子どもと向き合うとき、「自分はオトナだ」と思う前に自分にもあった子ども時代を見直したい。
でもきっと忘れてるから、この物語でちょっとだけあの頃に戻ってみたい。
子どもと自分の心が見えなくなりそうな時に読んでみたい一冊です。
永遠の出口森 絵都 by G-Tools
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